プロフィール

井口 由恵|イグチ ヨリエ

花の子るんるんプロフィール昭和46年、私が生まれたのと同じ頃、服飾デザイナーだった母がウェディングドレスと共にブーケの注文を受けたことから花の世界に飛び込み、後の「アトリエ小夜子」を設立。
その当時はまだリボンフラワーと呼ばれた造花を作るのが流行していた時代でありました。
そんな小さな私の遊び道具といえば、フローラルテープとはさみ。2歳のころにははさみを自由に使いこなす子供だったそうです。
小さな頃から身近に花があった私にはあまり花の世界ってピンときていませんでした。
花といえばカーネーション、バラ、ガーベラ、菊・・・となんとなくありきたりなイメージでした。
でも高校生の頃、初めて「デルフィニウム」に出逢った私は、あの何とも言えない紫~ブルーに惹かれ、花って素敵かも♪と思ったことを今でもはっきり覚えています。
草月流の鹿島紅有先生に生け花を習い、先生の人柄と花の魅力に虜になりました。
短大・専門と京都池坊学園で池坊の師範をとりました。
花の子るんるんプロフィール何の因果か、花屋に勤めだして1週間後、「学校の講師の口が決まったから、今日から中学校の先生で。」と父の一言。
その頃は、リボンフラワーから1枚の布を自分で染めて花を作り上げるアートフラワーの世界で活躍していた母。
生涯4回目の花とファッションショー(オートクチュールの衣装約130点全てに布花のブーケを合わせた最高のショーでした)が終わった半年後のこと。
私が1年間の中学校講師の仕事が終わりかけていた3月18日、最愛の母が突然の事故死です。
悲しみに暮れている葬儀の弔辞の席で、「あとは娘が引き継ぎますので心配しないでください。」の母の恩師の山本基代志先生の一言で、私の人生は決まってしまいました。
ずっと私に後を継いで欲しかった母、親子では甘えが邪魔になると断り続けた私。
母が亡くなったことで、完全にレッスンプロとしての私のレールが敷かれ、今日まで約20年の間、どっぷりと花の世界につかることになりました。
基代志先生の一言、1年間の講師生活、短大・専門学校での生け花の技術、小さな頃から見てきた母の後ろ姿がなければ、その日から後を継ぐことはなかったと思います。
自分は勉強しつつ、生徒さんに教え、生徒さんと一緒に資格を取る。
そんな未熟なデザイナーでした。その分必死に勉強もしましたし、ハングリーだったなぁと思います。
花の子るんるんプロフィール突然花の世界に放り出された私に1から技術を教えてくださった粟田恵子先生、未熟な私についてきてくださった、たくさんの生徒さんに心から感謝しています。
結婚前まで井野口守政先生の所でも、ドイツヨーロピアンの勉強をさせていただきました。
仕事が終わった後、夜中までご夫婦で熱心に教えてくださったことも感謝です。
東京ナルセフローリストでは、ペーターアスマン先生、ウルズラヴェゲナー先生の講座を何度も受けさせていただきました。
初めて触れる本場のヨーロピアンデザインの世界に魅せられていきました。
ドイツ、グルンベルグでは2年に渡り、サマースクールに参加させていただきました。
山本基代志先生のオートクチュール大阪コレクションでは、何度もメインデザイナーを任せていただきました。
花の子るんるんプロフィール私が初めてファッションショーを見たのは、小学校1年の時。母の豊川での初めてのショーでした。
風と共に去りぬの「タラのテーマ」シューベルトの「アヴェ・マリア」は私の生涯のテーマソングとなりました。
2007年の春、友人と共に始めた「花の子るんるん」。
レッスンプロとして過ごしてきた15年を節目に、新しくプリザーブドフラワーを加え、約2000点のプリザーブドを制作してきました。
主人と結婚して、三ヶ日の地にきて約7年。
もっとたくさんの方にこの素晴らしい世界を知っていただきたいと思い、今回、ホームページを開設するに至りました。

花の子るんるん

〒431-1414
浜松市北区三ヶ日町三ヶ日967-6
TEL & FAX:053-524-1733
E-mail:info@hanarun.jp

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